« May 2024 | Main | July 2024 »

June 2024

June 30, 2024

夏越の祓

6月30日は夏越の祓
今年は仕事場の近所の「安井金比羅宮」までママチャリで行き
生まれて初めて「茅の輪くぐり」をしてお参りしてきました
もう何年(ん十年?)前から行かねば!と思いながら、
水無月を食べるだけの「夏越の祓」を済ませていたので
ようやく「茅の輪くぐり」が出来て大満足です
Img_4782
ネットで得た情報を基に
左足からまたいで左に回り、右足からまたいで右へ回りと
八の字に茅の輪をくぐってきました
これで半年の穢れを祓って、残り半年無事に過ごせるはず!
典型的な日本人である私は、特に信仰心もないのに
季節の行事の時だけお参りして安心するというええ加減な婆さんです
218ef05d44f84c9688cf3d64471387e5
30日には仙太郎さんの水無月を家族で頂いて
どうか今年後半も家族皆が無事に過ごせますように!

June 26, 2024

清風荘見学

Img_4737
今日は、日本近代史の授業で
西園寺公望の別邸「清風荘」
の見学でした

見事な数寄屋造と七代小川治兵衛作の庭で
百万遍のすぐ北西に3500坪もの、
こんなお屋敷があるとは全く知りませんでした
昭和19年に住友家から京都帝国大学に譲られたもので
一般非公開で、京大生でも通常入れないのですが
授業とか特別な場合は許可されて見学が出来ます
この授業で清風荘を見学することが出来て本当に運がよかったです

西園寺公望が普段使っていた居間の
公望の定席に座らせてもらって、見事な庭を眺めたり
広大な庭のある地点に立つと、如意ヶ嶽の大文字が見え
ここから送り火を眺めてはったんかなあと思いを馳せたり
西園寺公望になった気分でお屋敷も庭も堪能させて頂きました

写真撮影は自由にさせてもらえたのですが
一般非公開になっているので
残念ながらSNS投稿は御法度!
ご紹介できないのが本当に残念です

この写真は門の外から撮影したものなので投稿可能です

June 16, 2024

キュビズム展

Img_4637_20240806215601
京セラ美術館で開催中のキュビズム展へ
6/19に提出の美学の宿題も兼ねて行ってきました
Img_4632 Img_4633
西洋美術史の平川先生にこの4月に教わったように、一度目は解説を見ないようにして鑑賞し、
そこで出口から出ないで、最初の絵まで戻って再度ゆっくり最後まで観ました。
本当はもう一度観るよう言われていたのですが時間ないので二周で終了しました
(実は美術館で出口から人の流れと逆に最初まで戻ったの生まれて初めてでした)

平川先生が言われたように、同じ絵でも1回目と2回目では、印象が異なったり
ただの幾何学模様に見えたものが具体的な物体とわかってきたり
新たに見えるものが多く我ながらびっくりしました

第一次世界大戦をはさんでピカソやブラックの作品がコロっと変わったのを目の当たりにして、戦争がなかったら彼らの作風はどうなっていたのかなぁと考えさせられました

 

Img_4620
今回の展示作品の中で一番興味をひかれたのは
ロベール・ドローネーの「パリ市」
展示作品の前半の暗い印象の作品に比して
壁一面にパッと目をひく明るい色彩で、ボッティチェリのビーナス誕生を
思わせるような匂い立つような華やかな三女神が中心にあり
赤いエッフェル塔が分解されて右下にあります
キュビズムらしくバラバラに分解されているのに具象画のようでもあり
見ていてワクワクする気持ちになり、パリの街の躍動感が感じられる作品です

美学の宿題はこれを取り上げて書く予定です
どれを宿題の対象にしようかと考えながら
作品を観るなんて初めてでしたが、目的意識持って観るのはなかなか面白かったです
Img_4638
お昼には、義母が大好きだった六盛さんで手桶弁当を頂いて帰宅
やっぱり六盛さんのお弁当美味しい!

June 09, 2024

トノバン 音楽家加藤和彦とその時代

Img_4538 
前評判がよいので行ってきました
もっと素敵な映画やと勝手に思い込んでいたんですが
なんとも重い気分になって帰ってきました
北山修さんが「居場所」の問題を言うてはりましたが
加藤さんは「寛ぐ」ことが「自分に甘えを許す」ことができなかったんかもしれませんねえ
最高を目指して、それ以外の自分を許せずにひたすら登り続ける加藤さん

Img_4537
ミカさんに捨てられて
ズズさんと一緒になってからは
家庭の中でも彼女の要求する「最高」の男を演じ続けて
演じるつもりやのうて、真剣に生きてはったんやろうけど
うーん、しんどかったんちゃうかなあ・・・
ミカさんとずっと一緒やったら別の人生やったんやろか・・・と思うたり
ロールスロイスも
ささ木や三國シェフのごはんも
ベルサーチの服も
確かに超一流を体験しないと判らないものもあるやろけど
ホンマに加藤さんが望んでたもんやったんかなあ・・・

ささ木の太巻きなんて全く縁がないけど
スーパーの太巻きとfast fashion で
だらしなく朝寝出来る生活も幸せです

« May 2024 | Main | July 2024 »