京セラ美術館で開催中のキュビズム展へ
6/19に提出の美学の宿題も兼ねて行ってきました
西洋美術史の平川先生にこの4月に教わったように、一度目は解説を見ないようにして鑑賞し、
そこで出口から出ないで、最初の絵まで戻って再度ゆっくり最後まで観ました。
本当はもう一度観るよう言われていたのですが時間ないので二周で終了しました
(実は美術館で出口から人の流れと逆に最初まで戻ったの生まれて初めてでした)
平川先生が言われたように、同じ絵でも1回目と2回目では、印象が異なったり
ただの幾何学模様に見えたものが具体的な物体とわかってきたり
新たに見えるものが多く我ながらびっくりしました
第一次世界大戦をはさんでピカソやブラックの作品がコロっと変わったのを目の当たりにして、戦争がなかったら彼らの作風はどうなっていたのかなぁと考えさせられました
今回の展示作品の中で一番興味をひかれたのは
ロベール・ドローネーの「パリ市」
展示作品の前半の暗い印象の作品に比して
壁一面にパッと目をひく明るい色彩で、ボッティチェリのビーナス誕生を
思わせるような匂い立つような華やかな三女神が中心にあり
赤いエッフェル塔が分解されて右下にあります
キュビズムらしくバラバラに分解されているのに具象画のようでもあり
見ていてワクワクする気持ちになり、パリの街の躍動感が感じられる作品です
美学の宿題はこれを取り上げて書く予定です
どれを宿題の対象にしようかと考えながら
作品を観るなんて初めてでしたが、目的意識持って観るのはなかなか面白かったです
お昼には、義母が大好きだった六盛さんで手桶弁当を頂いて帰宅
やっぱり六盛さんのお弁当美味しい!