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February 2025

February 28, 2025

聴講生 入試

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今日は聴講生の入試でした
まだまだ学びたい講義がたくさんあり
卒業後も京大文学部に残るために受験しました
修士課程に進むように勧められてはいるのですが
大学院の履修単位は少ないとはいえ、いささか荷が重く保留中

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試験会場に早めに着き、今更と思いつつドイツ語の動詞を復習していたら
国文学の席の白人男性が
「ドイツ語勉強していますか、ちょっと話をしませんか?
私はドイツ人です」
と話しかけてきはって
試験前というのにドイツ語会話の練習をするはめにヾ(゚д゚; )

聞いてみると大谷大学の非常勤講師で仏教・哲学が専門だけど
「伊勢物語」を学びたくて聴講生を受験しはるらしい
ドイツ人が伊勢物語を知りたくて、日本人がカントの哲学を知りたいと言う
うーん、なんとも奇妙な構図

4月からも残って勉強できますように!

February 16, 2025

熱海 再び

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February 13, 2025

2025 柳美会 新年発表会

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六盛さんで、今年も柳美会会新年会が行われました
唄は「座敷ゃ引けすぎ」「ほっといて」
糸は「梅と松とや」の本手、「様は山谷」の替手 でした

唄は及第点でしたが、三味線は前日の自宅稽古で何とか弾けると自信を持っていたのですが
「梅と松とや」を弾き出してすぐに間違えて手が止まり
慌ててすぐに続きを弾こうとするも、どこを弾いていたのか全く判らなくなり、
唄い手の方に唄い直してもらうという、とんでもない大失態を犯してしまいました。
最近ちょっと弾けるつもりになっていたので、内輪の舞台やしと慢心があったんやと思います

数日間は、もう小唄を辞めたいと自己嫌悪で落ち込んでいましたが、
他人に褒めてもらうためにしている訳ではなく、芸事には完璧も到達点もないので
慢心を戒めてお稽古きばろうと思います。

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柳美会の若手ホープ二人は、見事な舞台を見せてくれました。
若いって本当に清々しく素晴らしいです。

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今日の着物は、知人から反物で頂き仕立てた珍しい刺繍の入ったものです
狗なのか猫なのか、何の動物なのか判らないのですが
毛の1本1本が糸で表現されており、和刺繍の技巧の素晴らしさに感服します
でも汚しはしないかと、この着物を着るとずっとハラハラし通しです

 

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六盛さんのお料理は、京都らしい懐石で美味しく頂きました。

さて来月は、国立文楽劇場での弥生会
お稽古きばろ!

February 02, 2025

ん十年ぶりのシマカン

 

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近鉄特急「しまかぜ」に乗りたくて一泊でお出かけ

実は生まれてこの方、近鉄の特急に乗ったことがなくて
乗ってみてびっくり!!!
新幹線のグリーン車よりはるかに乗り心地がよくゆったりとした座席です

 

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新幹線では食堂車が消滅しましたが「しまかぜ」はカフェ車両があり
カフェ車両での昼食も今回の目的の一つ
希望の食事は売り切れていたので、豚まんセットで軽くランチ

外の景色を見ながらの食事を楽しみにしていたのですが
実際に座って外を眺めていると、軽いめまいを感じてしまい
クロスシートでチラチラと外を眺めるのと違い
外の景色が流れて過ぎて行くのが否応なしに見続けるのは
どうも平衡機能によくないようです

 

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終点の賢島駅で降りて迎えにきてもらった車で着いた先は
ん十年ぶりのシマカンこと志摩観光ホテル  
義父母たちと一緒に伝説の高橋忠之料理長の料理を頂いてから
一度も訪れたことがなく、思い出をたどりにやってきました
以前に泊まった建物は旧館となりザ クラシックと名前が変わり
今回は英虞湾を望むザ ベイスイートに泊まりました

お天気があまり良くなく景色が楽しめなかったのが残念でしたが
それでも屋上庭園から眺める英虞湾の景色は素晴らしかったです
ラウンジで飲み物を頂きながら眺める英虞湾の景色は
水面が青というより緑色に近く波もなく
こんもり茂った小さな森のような木々がストンと海に崖のように落ちていて
実際に見たことはなけれど、映像で見るドナウ川の景色のように思えました

ホテルのスタッフ皆さんのホスピタリティーは本当に素晴らしいものでした
最近のホテルは、レストランのサービスなど、派遣スタッフで補われている事が多く
無愛想だったり、ちょっと質問しても全く答えが得られなかったりしますが
ここ志摩観光ホテルでは、どこでどなたに質問しても、
昔の歴史や高橋料理長のこともちゃんと答えてくれはり、
本当に気持ちよく滞在することが出来ました

 

寒い季節で雨だったせいもあるのかもしれませんが、賢島の駅は閑散としていて
ホテルの中も宿泊客があるのに、非常に静かで
京都のあまりに多すぎる観光客に疲れてしまっている身には、この静けさが
心底ありがたかったです。

以前に一緒に来た義父母の年齢を私ら夫婦ともに過ぎてしまいましたが
こうして自分の足で訪れられた事に心から感謝です

 

 

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