京都

April 06, 2025

花見ウォーキング

Img_7350 Img_7359

洛中は観光客でとんでもない人出なので
山科疏水(そすいさんぽ)へ花見ウォーキングに出かけてきました
桜は八分咲き〜満開で
ちょっと距離があるので11分/km位でのんびり歩きました

疏水なら空いているかと思ったのですが、例年と違い
国内外の観光客が多く、遊歩道も歩きづらい状況でした

ベンチに座ってお昼を食べようと予定していたのですが、
どこもかしこも人が多くてとても座れるような状況でなく
春の陽射しで温まった石に腰かけて食べました
どんな場所であれ、戸外で食べるお昼は本当に美味しい!

毘沙門堂に行く手前に菜の花が咲いている場所があり、
ソメイヨシノの桜色と菜の花の黄色が水面に映えてまさに春爛漫
Img_7363

今年は菜の花の咲いている遊歩道をアオサギが悠々と歩いていてビックリ!!!
疏水や鴨川の中に佇んでいるのは、よく見かけますが
観光客に囲まれても平然と歩いている姿は初めて見ました
Img_7352 

本圀寺に向かう赤い橋と疏水の眺めは、どの季節に来ても
美しくて足を止めてゆっくりと眺めてしまいます
さて来週末まで花が残ってるでしょうか?
もう一度お花見を楽しめたらいいな〜

March 24, 2025

卒業しました!

Img_7169


3時間耐久ならぬ3年間耐久終了しました!
(学士入学は基本は2年で卒業)


入学した時は、卒業どころか最初の前期の単位が取れるかどうかすら危うい状況でしたが
3年間必死にもがいてみると、予想外にそこそこの成績を取ることができました
走っている最中は無我夢中でしたが、走り抜けると3年間は本当にあっという間でした。

この3年間 京大文学部で学べたことは本当に本当に幸せでかけがえのない宝物です
まさか人生の後半になって、こんなキラキラした時間を過ごすことができたなんて
今でも現実ではなくて夢なんじゃないかと思うほどです
Img_7191


独文専修のCちゃんと一緒に

Img_7192

「自分の頭で全てを疑って考えること」
これがこの3年間で学んだ一番貴重なものです。

それはまさに京大文学部webに出口康夫文学研究科長が述べられている通りです。

『京大文学部は、「人間とは何か」「よりよい社会とは何か」「本当に目指すべき価値とは何か」といった一つの正解がない問いにじっくり向き合い、考え抜き、言葉を紡ぎ出す「場」であり共同体です。』京都大学公式Web 文学部長挨拶

Img_7177

みやこめっせで全体の卒業式の後に文学部第3講義室で学位記授与式があり
出口康夫文学部長から一人一人学位記を受け取りました

出口教授からは京大では文学部は少数派で変人と世間で言われることもあるが、
少数派であること、異端であることを誇りに思って研究をし、社会で活躍してほしいと激励の言葉がありました
Img_7176

サーキットも走ったし、競輪場もツールド沖縄も走ったし、憧れの京大も卒業できたし、
これからは羊のが草を喰むように穏やかに日々を過ごしていこうと思うのですが、
連れ合いをはじめ私を知る周囲の人は、絶対何かまた始めるし!と言って取り合ってくれません。
もう老いぼれてくたびれ果てた婆さんが新規に何かできるはずがなのに・・・

末尾になりましたが卒論の謝辞を

 
「本論文の作成にあたり、終始適切な助言を賜り、また丁寧にご指導頂いた川島隆教授、籠碧准教授に心より感謝いたします。
そして何よりもこの京都大学文学部において学士入学で学ぶ機会を与えて下さった松村朋彦名誉教授に深謝申し上げます。
また****さんはじめ学部生の皆さん、****さんはじめ大学院生の方々には、親以上に年の離れた私を仲間として暖かく受け入れ、ドイツ語力の低い私を励ましていただき、演習の発表時には的確な助言、議論を頂きありがとうございました。
そして最後に、突然の学士入学という暴挙を快く受け入れ、私の分まで仕事を引き受けてくれた伴侶にここに感謝いたします。」

 

Img_7173

卒業式の日に、1日限定で時計台タリーズで販売されたクスノキラテ

February 13, 2025

2025 柳美会 新年発表会

Img_6859Img_6854_20250213172701

六盛さんで、今年も柳美会会新年会が行われました
唄は「座敷ゃ引けすぎ」「ほっといて」
糸は「梅と松とや」の本手、「様は山谷」の替手 でした

唄は及第点でしたが、三味線は前日の自宅稽古で何とか弾けると自信を持っていたのですが
「梅と松とや」を弾き出してすぐに間違えて手が止まり
慌ててすぐに続きを弾こうとするも、どこを弾いていたのか全く判らなくなり、
唄い手の方に唄い直してもらうという、とんでもない大失態を犯してしまいました。
最近ちょっと弾けるつもりになっていたので、内輪の舞台やしと慢心があったんやと思います

数日間は、もう小唄を辞めたいと自己嫌悪で落ち込んでいましたが、
他人に褒めてもらうためにしている訳ではなく、芸事には完璧も到達点もないので
慢心を戒めてお稽古きばろうと思います。

 Img_6871Img_6857-2

柳美会の若手ホープ二人は、見事な舞台を見せてくれました。
若いって本当に清々しく素晴らしいです。

Img_6832

今日の着物は、知人から反物で頂き仕立てた珍しい刺繍の入ったものです
狗なのか猫なのか、何の動物なのか判らないのですが
毛の1本1本が糸で表現されており、和刺繍の技巧の素晴らしさに感服します
でも汚しはしないかと、この着物を着るとずっとハラハラし通しです

 

Img_6845 Img_6847

六盛さんのお料理は、京都らしい懐石で美味しく頂きました。

さて来月は、国立文楽劇場での弥生会
お稽古きばろ!

January 10, 2025

初雪

Img_6598 Img_6599


例年12月中に1〜2回は雪が積もるのに、
今シーズンは寒いと言われながら積もらす
今日初めての積雪

朝8時半に大学着いた頃はチラチラ降ってただけなのに
一限目終わって教室出たら景色が変わっていてビックリ!


2年前みたいに後期試験の時に大雪にならぬことを祈ります

December 30, 2024

正月準備 餅花

Img_6528
京都ではお正月にあちこちで見かける餅花
生まれて初めて餅花を作りました
.
花市さんに正月花を買いに行ったら
しだれ柳ともち花(の皮)を売ってはったので
思わず買うてきました
Img_6526 Img_6527
もち花の縁を水で濡らして
枝を挟んでひっつけるだけなんですが
意外と難しい

濡らしかたが足りないとひっつかないし
接着面以外に少しでも水がつくとふやけたり
他の餅花とひっつくし.

それでも何とか完成
ちょっとスカスカして寂しい感じがするので
来年は2本作ろうっと
.

December 24, 2024

京都の冬 ユリカモメ

Img_6488 Img_6487


鴨川にユリカモメが舞う季節になりました

到来数が昔に比べて随分と減った気がして調べてみると
1990年代には3000羽近く到来していたのが、年毎に減り
近年は数百羽と(ユリカモメ保護基金資料より)
やはり随分と減っています

 

この先も減り続けるのかどうかわかりませんが
この景色が続くことを祈ります

December 14, 2024

初めての上七軒歌舞練場

Img_6405

上七軒歌舞練場での春日豊佐福会に応援出演
上七軒歌舞練場は初めてでワクワクドキドキしながら伺い
中庭がきれいなのにびっくりしました
Img_6416

唄は喜撰法師で
「へんじょ~やす~ひ~で~」の高音部も
何とかかすれずに唄えてホッ
Img_6417

弟子同士の舞台写真が撮れず
家元のお写真だけ
せっかく素敵な歌舞練場なのに、マイクが悪いのかスピーカーが悪いのか、音が割れて汚く聞こえ
これならマイクなしで唄った方がよかったなあ・・・とちょっと残念でした
.
終了後は、気の置けない仲良しでご苦労さん会
18時過ぎに馴染みのお店に入ったのに、ハッと気付けば22時半過ぎ
楽しい時間はあっという間です
.
来週22日も小唄の会があり、弾き唄いに挑戦する予定
卒論に追われている身なのに何してるんだか・・・

December 07, 2024

事始め 2024

Img_6369

 

今日は、世間より一足早い事始めです

 

Img_6360

 

家元から盃をいただいて、気持ちを新たに
来年もお稽古気張らんと!と気持ちが引き締まります

 

Img_6362 Img_6363

 

今週は

 

日曜 柳美会
木曜 顔見世
今日 事始め
と週に3回も髪結さん&着物なので、今日は二重太鼓でも
30分かからずに着付けできました
着物もまめに着んとあきませんね

December 02, 2024

柳美会 2024

Img_6307

 

昨日は小唄の社中会「柳美会」でした

 

Img_6308

 

4歳で初舞台を踏んだ孫娘も、私の唄の本手を弾ける程進歩しました

 

Img_6296-165042

 

私は第一部の唄 「上汐」は高音域も、しっかり声が出せて家元に誉めてもらえ、我ながら上出来やったと自画自賛

 

Img_6424

 

でも三味線は、まだまだ修行不足です
幕が降りた時に家元に「よかったよ」と言ってもらえるようにお稽古しなくては!

November 29, 2024

イチョウの季節

Img_6270 Img_6269

 

本部構内のイチョウが夜空に映える季節になりました

 

Img_6268
4回生後期と言うのに、受けたい授業があるので、金曜日は朝イチから暗くなるまで大学にいます
寒くなって来たので文学部校舎の自習スペースも独り占め状態
でもやはり余りに寒いのでコーヒー飲み終えたら図書室へ逃げました
(図書室飲食禁止なので)

 

今年もあと僅か
早く卒論仕上げて、お正月はのんびりしよう!

より以前の記事一覧