小唄

June 30, 2018

柳美会 ゆかた会 2018

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6月30日夏越の祓の日に柳美会ゆかた会が開催されました。

場所は去年と同じく嵐山の熊彦さん。 
桂川、渡月橋を眼下に眺める大広間にずらっと並ぶ三味線は粋な光景です。

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家元のご祝儀「有喜」で会が始まりました。

私は、唄は「智恵子鳥」、糸は「やらずの雨」「せかれ」「ぬれつばめ」でした。三味線をもう少し上手になりたいので、舞台で弾く機会があればお願いしますと家元に頼んでいたので、7月8日の関西小唄連盟の涼声会もかねて「せかれ」と「ぬれつばめ」をお稽古していました。他流派の家元師匠が並ぶ関西小唄連盟の会では唄はもう10年近く唄わせて頂いていますが、糸方は始めてなので、夢にまで譜面が出てくるほどで、必死にお稽古したのですが、いざ弾いてみるとダメでした。

何より三味線を弾いてる姿が何とも不細工で、しゃんと背を伸ばしているつもりでも、譜面を見ようと首が前に出ていてみっともないことこの上なし! とても、このブログに載せることは出来ない写真ばかりです。また三味線ばかりに気がいって、唄がおざなりになっていたのが、本番になるとよ〜くわかりました。唄も糸も両方しっかりお稽古するには、まだまだ修行不足です。

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締めは古代和加師匠です。 さすがに凛とした姿で、味のある粋な唄いぶりで、惚れ惚れと聞かせて頂きました。

この後、サプライズで家元と弟子一同で古代和加師匠の師籍40周年のお祝いに「白扇」を披露致しました。実は、白扇をすると聞いたのが6月25日のお稽古で、理由も聞いておらず、そんなん間に合わへんやん!と慌ててたのですが、古代和加師匠のお祝いのためだったと合点がいきました。
また、二部の宴会の始まりに家元・社中一同から古代和加師匠へ40周年のお祝いをお渡ししました。古柳家元の度重なるサプライズお祝いに、古代和加師匠は涙ぐんでおられ、もらい泣きされる方も数多くありました。40年師匠を続けるのは本当に大変な事だと思います。

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今日は夏越の祓なので、熊彦さんのお料理は水無月に似せた料理もあり粋なはからいです。また、薄く切った冬瓜の下に隠された鱧そうめんも、京都の夏そのもので、懐石料理というのは季節を食べるものだと改めてしみじみ感じました。

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宴会でも、今年はサプライズの頂き物がありました。

各自の名前と柳の紋が入った団扇です。

10年近く前にも、柳 美代虎の名前の団扇を頂いた事がありましたが、家元襲名に従い、新しくなった名取名での団扇は本当に嬉しいです。

唄も糸も、もっともっとお稽古せねば!

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March 04, 2018

関西小唄連盟 弥生会

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今年の関西小唄連盟 弥生会は大阪ではなく、ギオンコーナーで開催されました
2009/3/8に先斗町歌舞練場で開催された時から9年ぶりの京都での弥生会です。恒例の家元・師匠連中による「世のさが」で会が始まります。
9年前の記事をみると釣瓶で演目を消化しないと間に合わないくらい出演者が多かったのに、今年は師匠連中の演目も含めて39。かつ古代和加師匠がご病気で休まれたので、実際の演目は35しかなく、9年前の半分ほどで何とも寂しい限りですが、客席は大阪よりもはるかに人が多く、京都での開催の方が人が集まってええねえと皆で言い合っておりました。
ギオンコーナーは、柳美会はもちろんのこと、柳派の会でしょっちゅう唄わせてもろてる場所なので、弥生会なのにホームで試合しているような変な気分でした。ホームとは言うても、他派の師匠・家元連中が揃ってはるので、私でも(笑)緊張します

今回の唄は「三千歳 雪下し」

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三千歳は、雪下し、胸の木戸、入谷の寮、と3つあり、メロディーがよく似ていて全く違うという難しい(困った曲)です。どの曲も大好きで、胸の木戸は以前の弥生会でも唄わせて頂きました。
高音域が出るかどうか不安だったのですが、我ながら不思議なくらい、かすれず裏返らずに唄え、唄い終わった時に思わずVサインしたくなりました。

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今年は白扇小伊寿師匠のお弟子さんで卒寿の方が唄われました。とても90歳とは思えない朗々とした声量で、とてもお上手で、芸の道の奥深さを知ると共に、こんな風に歳を取りたいなあと憧れの気持ちで聞かせて頂きました。

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会の最後はいつも師匠連中の唄が何曲かあり、他派の家元・師匠の唄を聞くのは関西小唄連盟の会しかないので勉強させて頂いています。
今回「ええなあ〜」と思うたのは、里園志寿代家元の「ねこ」と和敬由三郎会長の「恋の吉原」
「ねこ」は、短い曲で軽妙洒脱な感じを出すのは、簡単そうでなかなか出来ないなあと思いましたし、「恋の吉原」は浄瑠璃に近い感じの唄で、自分で唄うのは難しいけど聞くのは面白い曲でした。
きばってお稽古しよ

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February 17, 2018

柳美会 新年会 2018

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今年は唄は「雪あかり」、糸は「梅にうぐいす」を披露させてもらいました。
蔵王へスキーに行ったり、学術講演会が重なったり、家でのお稽古が十分に出来ぬまま(いつもの事)でしたが、何とか及第点には達したものの、泥縄の後ろめたさは否めません。
医師会新年会での姿勢の悪さを払拭しようと、背筋伸ばして笑顔で弾いたつもりなのに、写真見ると首は詰まって、口はへの字で、不細工な事このうえなし、は〜あっ・・・

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皆の演奏が終った後は和やかに宴会
萬重さんの季節感あふれるお料理に、木下会長差し入れのモンラッシェで、贅沢極まりない至福の時間

今年は、もう少し三味線が上手になりたいので、ゆかた会、柳美会、慈善公演会の替手をたくさん弾かせてもらおうと家元にお願いしています。
お稽古ろくにしないのに、高望みばかりしていますが、凛と粋なオナゴで唄って弾けるようになりたいです。
きばってお稽古します

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January 08, 2018

新年会で小唄

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アホと煙は何とかで、今回は厚かましくも自分から申し出て、東山医師会新年会の余興に出演させて頂きました。私一人で弾き唄い出来る様な技量はなく、家元にお願いして来て頂き、私が「吉三節分」「蛇山」を唄い、家元に「三吉野」を唄って頂き、私が三味線を弾きました。

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年末年始、毎日必死で三味線弾いたのですが、やはり経験不足はいかんともし難く、予想通りに? 三味線は途中で手が止まってしまい、ごまかして続けてしまう大失態でした。唄は、まあ及第点かと思うのですが、高音域の伸びが足りず、聴いて頂いた方から「途中でちょっとずれはったなあ・・・」と言われ、穴を掘って入りたい心境です。おまけに最近直っていた姿勢の悪さが戻っていて、猫背になっていて、何とまあ不細工なこと!

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いくらお稽古しても「舞台で失敗して恥をかかんと上手にならへんし!」 と真面目に思うてます。

今後、関西小唄連盟の弥生会、慈善公演会で、唄だけでなく糸方もさせてもろて場数踏ませてもろたら、もう少し上手に弾けるようになるんやないかと・・・

しかしながら、失敗しても、恥かいても、ライトのあたる舞台は、アホの私にとって至福の場所です。そして、今回は宴席は名取名で用意して頂き、何だかとっても昇進したようないい気分でした。

2月は社中の新年発表会。3月は関西小唄連盟の弥生会
さあ、お稽古頑張ろう!

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November 19, 2017

柳美会 2017

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毎年精進せねば・・・と、このブログに書いているのに今年も稽古不足のまま柳美会を迎えました。12日ツールド沖縄市民レース、14日に帰洛し15日に大ざらえ、19日本番という、私にとってはハードスケジュールでした。

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今年は初めて一部で「雨」の替手を弾かせてもらいまいした。本手とあまり変わらない易しい替手なのに、稽古不足は正直で、本番で1ヶ所飛び出してしまい、あーあっ・・・・・・・。
一部の唄は「夕霧」、二部の唄は「石川や」・糸は「ままになるなら」
どちらもお稽古以上には唄えたかと思うのですが、情感・声の艶というのは、まだまだ至らぬことばかりです。

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今年は、美代恵師匠がご高齢で応援に出演して頂けず、寂しい柳美会になりました。古美糸乃師匠の社中から、宮川町の小梅ちゃん、小凛ちゃん、小ふくちゃんが華を添えてくれはりました。
唄は、のっぺらぼうにならぬように少しはましな唄い方が出来る様になったのですが、三味線は「間違えずに弾く」レベルから全く抜け出せず、来年は聞いてもらえる音色、唄い方さんが唄いやすい様に弾ける様になりたいと思います。

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September 10, 2017

関西小唄連盟 慈善演奏会

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秋の慈善演奏会なんとか無事に終わりました。
家元からも「よかった、私も気持ちよく弾けたわ」と及第点頂き、ホッとしています。
昨年の弥生会で大失敗してから、舞台に上がるのが大好きな私も、「まあ、何とかなるわ」とたかをくくることが出来なくなり、しっかりお稽古しました。
ただお稽古を頑張ってしたから、舞台で稽古通り唄えるかというと、そういうもんでもなく、「ここ うまいこと唄えるかな」とある箇所を気にしだすと、不安はどんどん増殖してしまいます。その不安を抱えたまま舞台に上がると、去年の弥生会になるので、今回は、これだけ稽古したから大丈夫と自分で自分の背中をドンと押して楽屋に入りました。

唄は「売り声」
唄う音域が非常に広く、セリフも入り、面白い曲です。高音のところで声がかすれないようにしっかりと息を吸って唄ったら何とかうまく唄えました。
最後の10曲ほどは、師匠・家元連中が唄わはりますので、他流派の唄い方、弾き方も聞けて非常に勉強になります。

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柳派は、唄:古柳家元、糸:古和加代師匠、古美糸乃師匠で「中州の思い出」
一度は唄ってみたいと思う唄ですが、高音域が続き、私の声では唄いづらいかもしれません。でも、来年の柳美会に唄わせてもらえたらとひそかに考えております。

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全演目終わり、白扇由樹夫家元、和敬由三郎師匠、里園志津代師匠からご挨拶があり3本締めで終了しました。
和敬由三郎師匠が、ずいぶんとほっそりされていたのでちょっと心配しております
久しぶりに着物を着て朝から夕方まで過ごしたので、ちょっと、かなーり疲れた私。

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京都に帰って、夫と2人でお疲れさん会にとラマージュさんを予約していたのに、京阪電車が人身事故でダイヤが乱れて遅延しており、1時間以上遅くなってしまいました。
でもラマージュさんの植田シェフの心尽くしのご馳走を頂き、疲れも吹っ飛びました。
さてさて、次は11月の柳美会に向けて頑張らねば! 唄だけでなく、三味線も最低2曲あるので、今年こそ三味線も自信持って弾けるようになりたいです

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March 12, 2017

関西小唄連盟 弥生会

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今年も関西小唄連盟 弥生会に出演させて頂きました
関西小唄連盟の各流派の家元、師匠が高齢になられたり、体調すぐれなかったりで、年々出演者が少なくなり、今年はわずか33曲となり何ともさびしいことでした。会の最初に師匠連中だけの「世のさが」も僅か4人だけの演奏で、10人近い師匠連中が揃っておられた以前とは様変わりの弥生会でした。(写真向かって左より、柳 古柳・土筆 栄・里園 志寿代・白扇 夕樹夫 敬称略)

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去年の大失態を雪辱すべく、今年は気合を入れてしっかりお稽古してまいりました
唄は「喜撰法師」
節回しも難しく、セリフもある唄ですが、調子が面白く大好きな唄の一つです。
いくらお稽古しても、お稽古通りにはいかぬのですが、今回は高音域もかすれることなくしっかりと唄えて調子も外れず、唄い終わってホッと舞台を降りたら、舞台の袖で白扇のお家元から「結構でした」と声をかけて頂き本当に嬉しかったです。
身内ではなく、多流派の家元からねぎらいの言葉をかけて頂けるのは生まれて初めてで、お稽古頑張ってよかったとしみじみ思いました
どんなことでも、練習は裏切らない
頑張らねば!

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February 25, 2017

柳美会 新年会

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もうすぐお雛さんやというのに、柳美会は今日が新年会

例年2月初旬なのですが、今年は少し遅くなりました
到着順に受付けでくじを引いて、演奏順を決めます。私は15番、出来れば最初の方に済ませて気楽になりたかったけど、くじなので仕方ないです。

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唄は「木枯らしの」、糸は きちひろさんの「宵明り」です。
昨秋の柳美会で稽古不足できちひろさんに大迷惑をかけたので、今回はツボを外さない事を最優先課題に必死に泥縄の毎日でした。前弾きの「ツツト ズトツツ ツツツツトン」 でツボ外すと唄が入りづらくなるので、緊張して弾き始めましたが何とか外れる事なく、唄

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い始めはってからもリズムも間延びしたり速くなることもなく弾けてよかった〜!
きちひろさんからも、「ツボ外れんとすみましたやん、よかった。ホンマに本番に強いなあ〜」と言われましたが、本番に強いのではなくて、いっつも本番前の数日間に必死で泥縄してるだけなのです。普段から毎日きちんと稽古したらええんですが、なかなか言い訳がいっぱいあって出来ません(笑)
今回のおべべは、紅花紬にお雛さんの帯。
毎年柳美会新年会には、この帯を締めているのですが、きちひろさんに「塩瀬の帯は3月からでっせ、まあお雛さんやしええけど」と言われ、初めて塩瀬の帯は2月に早いと知りました。
お雛さんの柄でも旧節句まで締めたらええと教えてもらい、来月にも、お雛さんに登場してもらおうと思います。
さて、来月12日は関西小唄連盟の弥生会で、「喜撰法師」を唄わしてもらいます。調子もよくてセリフも面白い大好きな唄ですが、大きな会では唄った事がないので舞台で唄うのが楽しみです
昨年の大失態の雪辱に、今年はきちんと唄います! 

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December 10, 2016

事始め

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あっという間に今年も師走になりました
今年の事始めは、諸般の事情で着物で参加出来ず、洋装で失礼しました。
洋装で事始めに参加するのは、名取になってから初めてで、何とも妙な感じがしたのですが仕方ありません。
家元から盃を頂いて、これからまた1年精進を重ねねばと身が引き締まる思いです

来年2月は新年発表会、3月は弥生会と既に課題を抱えての年越しです。酔っぱらってたらあきませんね(笑)

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November 20, 2016

柳美会 2016

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15日にツールド沖縄から帰ってきて、17日に大さらい、20日に本番でどうなることかと思いましたが、何とか無事に柳美会を終える事ができました。
唄「二年越し」は木屋町のお稽古場の皆さんに「お稽古の時より、うんとよかったよ」と言うて頂けるほどに唄えたのですが、、二部の三味線「ほうっといて」は稽古不足が如実にでて、きちひろさんに迷惑をかけてしまいました。新年会には、しっかり稽古して雪辱したいと思います。自転車も小唄も、稽古以上の事は、本番では出来ませんね。

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今年も柳師会の長老 柳 美代恵師匠が応援出演してくれはりました。美代恵師匠は何と御歳105歳になられるのですが、凛として三味線を暗譜で弾かれます。高齢になられると耳が遠くなり調子がずれる師匠も他派にはおられるのですが、美代恵師匠は全く調子も音程もずれることなく、きっちりと演奏され神業のようです。また美代恵師匠の最古参のお弟子さんは95歳で目がご不自由なのですが、背筋をピンと伸ばしてよく通る声で唄われ、御二人合わせて200歳にはとても見えず、芸に終わりはなく精進あるのみなのですね。

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二部の終わりには、柳師会の師匠が唄われて、古美糸乃師匠の「浮き世さらさら」、古代和加師匠の「木枯らし」

滅多に聞く機会のない古代和加師匠の艶のあるお声を聞かせて頂き嬉しかったです。

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そして締めは家元の「梅にうぐいす」

三三七拍子で打って終演

もっともっと精進せなアカンと思うた柳美会でした


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