初めての上七軒歌舞練場
上七軒歌舞練場での春日豊佐福会に応援出演
弟子同士の舞台写真が撮れず
唄えるんだろうか? 指が動くんだろうか?
と不安いっぱいのまま、4ヶ月ぶりに小唄のお稽古に伺いました
宮川町の花傳さんの玄関入るとうちわが迎えてくれました。まだまだ若手と思っていた小扇ちゃんや弥千穂ちゃんがかなり格上の位置に挿してあり、改めて月日の流れの速さを感じます。
話すのと唄うのでは声帯の動きが違うのか、声はやはり全然出ません。元々高音域が出ないのですが、かすれるし汚いし、自分で聞こえるのさえ嫌になるほどです
三味線は、唄よりもっとダメだと思っていたら、意外や意外、指はちゃんと動いて自分でもびっくり。
でも指は動いても、音色はもちろんとんでもない音で耳を塞ぎたいほど・・・
来月から大学の後期の授業が始まり、お稽古もまた休まねばならないのですが、11月の柳美会に何とか参加したいので「喜撰法師」と「おきよしゃもじ」を決めました。
果たして間に合うのか全く自信ないのですが、気張ってお稽古しよ!
カルマンギアで横浜から京都まで、そりゃ無理やで!と思っていたのに、やってきました仲良しどらちゃん
かれこれ20年近い(もっと?)付き合いで、何度も京都に来ているのに何故かお茶屋遊びの時には都合が合わずに遊び損ねていた?!どらちゃんに、今回はゆっくり楽しんでもらおうと企画しました。
今までは宮川町の花傳さんにお世話になっていましたが、今回は祇園東の栄政さんにお世話になり、芸妓の涼香ちゃんと舞妓の叶久ちゃんに来てもらいました。
芸舞妓ちゃんを連れてご飯食べしたい〜と言う どらちゃんの希望に合わせて、まずはDaijoさんでご飯食べ
叶久ちゃんと涼香ちゃんを両脇に従えて上機嫌のどらちゃん。Daijoさんも2人に挟まれてご満悦
美味しいご馳走と楽しいおしゃべりで予定時間よりかなり遅れて栄政さんへ移動
ここでちょっと面白い事態発生
タクシー2台でDaijoさんから移動するのに、6人乗りの大きなタクシーが来たので、じゃあ叶久ちゃんとどらちゃん2人を置いて行こう!と2人を置いて先に出発!
「どらちゃん、どうしてるかな? 固まってしゃべれないでいるんちゃう?」
なんて話をしていたのに、何のなんのご機嫌で叶久ちゃんと話していたようで、笑顔で叶久ちゃんとやってきました
(注:普通は舞妓ちゃんを初対面の一見さんの人と2人きりで車に乗せたりしません。お姉さんの涼香ちゃんが私を信用してくれているから!)
さてさてお楽しみのお茶屋遊び
今回は同じお茶屋遊びなら、ちょっと優雅に楽しんでもらおうと、涼香ちゃんの糸で私が唄い、叶久ちゃんに小唄振りで舞うてもらうことにしました。
涼香ちゃんと私はお稽古場が同じなので、事前に家元の前で2人で音合わせしたのですが、2人ともちょっと稽古不足で家元に「あんたら2人で大丈夫かいな〜」と口には出さねど顔でしっかりと言われていました。涼香ちゃんはさすがプロで、それから数日でしっかりと三味線を仕上げてくれていて、私は高音域がかすれてしまいましたが、何とか舞うてもらえました。
前々から一度はお座敷で「ちょっと唄うから舞うてくれへん?」と、昔の旦那芸の真似事をしたかったのです。今回ようやく夢が叶って大満足。舞台とは全く違い、これはこれでとても面白くまた機会があれば是非唄いたいと思います。
誰か涼香ちゃん叶久ちゃんとトリオで呼んでくれはらへんかなあ〜
小唄振りが終わった後は恒例の「こんぴらふねふね」で盛り上がりました。
叶久ちゃんが、おぼこい可愛い顔してて、しらっとどらちゃんにイケズしてたのは、タクシーの中の仕返しでしょうか?(笑)
女性陣もお茶屋遊びは男性のものという常識がくつがえされたようで、「おねえさんはお綺麗!と言われたらお世辞とわかってても嬉しい〜」とオヤジになってはりました
日常の生活を離れた場所で、きれいな芸舞妓ちゃんと笑い転げて遊んで、みんなストレスを発散してもらえたかな〜?
次回は、どらちゃんの小唄で舞うてもらえるようにしたいな
どらちゃん、小唄のお稽古始めようね!