花街

April 12, 2017

京おどり 2017

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桜とおどりで始まる京都の春

毎年留学生か友人と一緒に行く京おどりですが、今年は久しぶりに夫婦二人だけです
いつも花傳さんにお世話になりありがとうございました。今年は竹本のお母さんも含め、三人官女の写真をパチり。
今年はいつまでも寒かったので、桜が4月10日を過ぎても残っていて、春を満喫できました

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今年からは年配の地方さんは出演しなくてもいいと組合からお達しがでたそうで、舞台の両床にずらっと黒紋付の地方の芸妓さんが並ぶ光景がなくなり、お芝居の途中に録音したものが流れたり、ちょっと寂しい感じがしました。でも囃子方を務める芸妓ちゃん達がずらっと下手の床にならび、ピーッと菊乃ちゃんの笛をはじめ、なかなか達者なお囃子を楽しませて頂きました。

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舞台がはねて、川端沿いの桜を見ながら、ご飯食べに出かけ、帰り道ももう一度夜桜を眺めにぶらぶらと鴨川沿いを歩きました
夜桜ってどうして、こんなに妖しいんでしょうねえ。心の奥底に無意識に抱えている欲望やあさましい気持ちを引き出される様な、何とも不安な気持ちにさせられます
高瀬川沿いの満開の桜と、満月の朧月
とてもきれいで、とても妖しい、春の夜でした

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November 20, 2016

柳美会 2016

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15日にツールド沖縄から帰ってきて、17日に大さらい、20日に本番でどうなることかと思いましたが、何とか無事に柳美会を終える事ができました。
唄「二年越し」は木屋町のお稽古場の皆さんに「お稽古の時より、うんとよかったよ」と言うて頂けるほどに唄えたのですが、、二部の三味線「ほうっといて」は稽古不足が如実にでて、きちひろさんに迷惑をかけてしまいました。新年会には、しっかり稽古して雪辱したいと思います。自転車も小唄も、稽古以上の事は、本番では出来ませんね。

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今年も柳師会の長老 柳 美代恵師匠が応援出演してくれはりました。美代恵師匠は何と御歳105歳になられるのですが、凛として三味線を暗譜で弾かれます。高齢になられると耳が遠くなり調子がずれる師匠も他派にはおられるのですが、美代恵師匠は全く調子も音程もずれることなく、きっちりと演奏され神業のようです。また美代恵師匠の最古参のお弟子さんは95歳で目がご不自由なのですが、背筋をピンと伸ばしてよく通る声で唄われ、御二人合わせて200歳にはとても見えず、芸に終わりはなく精進あるのみなのですね。

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二部の終わりには、柳師会の師匠が唄われて、古美糸乃師匠の「浮き世さらさら」、古代和加師匠の「木枯らし」

滅多に聞く機会のない古代和加師匠の艶のあるお声を聞かせて頂き嬉しかったです。

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そして締めは家元の「梅にうぐいす」

三三七拍子で打って終演

もっともっと精進せなアカンと思うた柳美会でした


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May 28, 2016

髪結いさん

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若い頃は、美容院なるものに行ってましたが、東山で仕事をするようになり、着物を着る機会が増えるようになってからは、宮川町、祇園町の「髪結いさん」にお世話になっています。

今日は祇園町のVさんでヘアカラーしてもらいながら、小唄のお浚い
花街の髪結いさんは、どこでも会の前などは、芸妓ちゃんが譜面みながら口三味線していたり、鳴り物の拍子とっていたりしはります。
私も今日はちょっと玄人気分で自己満足(笑)
隣でセットしてはった先斗町のT姉さんに、「うちらの若い頃はな・・・」と教えてもらえるので、髪結いさんでのお浚いは、音楽としてだけでなくて、何よりの社会勉強です

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May 05, 2016

小扇ちゃんと藤の帯

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今日は、過密スケジュールの日

雲ヶ畑自主練から帰って来て、髪結いさんに急いで行ってセットして、家に帰っておべべに着替えて、小扇ちゃんとご飯食べ
実は昨年、小扇ちゃんが清元の名取りになった時に「お祝いにご飯食べしよね」と約束したまま年を越してしまい、とうとう先月の京おどりの足洗いとお誕生日祝いと全部一緒になってしまいました。
いつもお世話になっているラマージュさんで、美味しいフレンチに特製誕生日ケーキまで作って頂いて、5月生まれの小扇ちゃんと私で合同誕生祝いしました。

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今日のおべべは、袷の反物を単衣仕立てにしてもらった七宝柄の小紋に、藤の花の染め帯です。

奇しくも、小扇ちゃんちゃんも刺繍の藤の花の帯でした。

着物や帯は、ほんの一瞬しか着る機会のないものも多いのですが、季節を楽しめるという意味で、洋服よりははるかに贅沢品ですね。

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April 02, 2016

京おどり

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京おどり初日どした
今年は桜が例年より遅めに咲いたので、初日はまさに満開の桜で有難い事です

京おどりは、数年前やったか演出の先生が代わらはってから、ガラッと出し物が変わり「けったいになって…」と言わはる年輩の方々もいはりますが、
今年の出しもんなんかは、宝塚のええとこ取りした斬新な演目と、伝統的なしっとりした演目があってええんちゃうんとうちは思うてます。

花はみーやーがーわ

花はみーやーがーわ
よーいよいよい
京おーどーりー

やっぱり宮川音頭聞かんと春を迎えた気がしまへん

東京からわざわざ見にきとくれやしたMご夫妻おおきに。京都の春を楽しんで頂けたら幸いどす

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November 16, 2014

柳美会 2014

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今年も柳美会が無事終了しました。

11月はツールド沖縄等でバタバタしていて、小唄のお稽古に一度も行けないまま過ごしてしまい、14日の大ざらえが11月最初で最後のお稽古になりました。
大ざらえでは、お稽古に全然来ていない私が三味線をまともに弾けるかどうか非常に心配してはる師匠の厳しい視線をビシバシと痛いくらい感じながら、何とか間違わずに弾けて終了しましたが、稽古不足はごま

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かしようもありません。
さて、当日ギオンコーナーの楽屋で三味線箱を開けて、糸を張り替えて調子を合わようとしたら、どうしても変な音で、隣にいはったきちひろさんが「ちょっと貸してみよし」と見てくれはったら、なんと胴裏が見事に裂けて腹切り状態!
14日夜に家でお稽古した時は無傷やったのに・・・裂ける時は張り替えた直後でも裂けるそうです。
え〜、この期に及んで、どないしよ〜〜〜!!!と言うてもどないもならず、社中全員で演奏の「青々と」は、裂けた状態のまま出来るだけ小さな音で弾く様にと師匠に言われて弾き、二部できちひろさんの「こぼれ花」を弾く時は師匠の三味線をお借りして何とか事なきを得ました。

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私の唄は一部「保名」、二部「うからうから」で、保名は大好きな唄で、唄の途中で本調子から二上りに調子が変わり、唄もしっとりした唄い方から、力強く押し出す感じに変わり難しいのですが唄い甲斐があります。「うからうから」は軽妙さが取り柄なので、軽くなり過ぎぬよう歯切れよく、きちひろさんの上手な三味線でうまく唄う事が出来ました。

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一部と二部の間は、柳師会の皆さんが応援出演してくれはります。美代糸乃師匠(宮川町花傳さん)の社中からは、小梅ちゃんも出演。最長老の美代恵師匠は、御歳なんと103歳!なのに、しっかりとええ音色で三味線弾かれて、曲も全て暗譜してはって素晴らしいです。

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元々小柄なお師匠はんですがお年召されて一回り小柄になってしまわはったので、三味線の胴を身体の横のおざぶに置いて弾いてはりましたが、103歳で千秋楽までずっと楽屋に詰めて、最後の挨拶もされるのは本当に凄いと思います。
一方で、最年少は三年前から出演してはるNちゃん。舞台でも全く緊張せず、朝から夕方まで帯締めて着物で過ごすのも苦にもせず、Nちゃんもきっと100歳過ぎても小唄出来るんやろうなあと勝手に想像しておりました。
愛らしい着物姿を見ながら、私も孫を連れて出演したい・・・などと自分勝手な事を考えておりました。
あっという間に、また新年会(内輪の発表会)のお稽古が始まります。今度は何の唄をお願いしようか思案中。

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《おまけ》
ロビーで、花傳さんの小凛ちゃんと小梅ちゃんと一緒に写真を撮ったら、まあ日焼けした真っ黒たどん顔が白塗りの愛らしい顔の間で、目立つ!目立つ!「うちも白塗りせんならんかなあ?」と夫に帰宅して尋ねたら「灰色になるよ」とひどい答えが返ってきました。自転車乗って、ゴルフして、スキーしてたら、真っ黒たどん顔もしゃあないわなあと諦めております

*今回カメラを持参せず、全てiPhone6でかなり距離のある場所から撮影したのをトリミングしましたので荒い写真になりました。ご容赦下さいませ 

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August 24, 2014

「佐志郎 ゆかた会」

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見事な演奏を聞かせて頂きましたm(_ _)m

学生時代からの親友 今藤佐貴光さんからご案内頂き伺ったのですが、いや〜さすがに長唄は凄いです。三味線1〜2丁と唄だけの小唄と違って、三味線、唄方が最低それぞれ3名に囃子方が入っての演奏は、洋楽のフルオーケストラに勝るとも劣らない心の奥に響く音です。
私の習っている小唄と違い、自分以外は全てプロの邦楽演奏家に囲まれて、立三味線を弾かねばならぬのは、ホンマに凄いプレッシャーやのに、涼しい顔して三味線弾いてはる佐貴光さん偉いなあ・・・と友人ながら惚れ惚れしました。それも長丁場の「船弁慶」を情感込めてたっぷりと弾きこなしてはって、ホンマに凄いです。
わずか数分足らずの三味線が暗譜できひんとか、うまく弾けへんとか、ぐずぐず言い訳してたらアカン!としみじみ反省しました。

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さらにびっくり(失礼m(_ _)m)したのは、今藤保志さんの三味線。整形外科の同門会の先輩なのですが、長唄三味線習い始めて僅か4年目で、プロを従えて「娘道成寺」を完璧に弾いてはりました。どうやったら、あんなに長い曲を覚えられるのか、今度こっそりとお聞きしたいと思います。囃子方は、宮川町の芸妓ちゃんらで、向かって右から。笛 ふく紘ちゃん、小鼓 小ふくちゃん、立鼓 菊乃ちゃん、大鼓 ふく尚ちゃん、太鼓 君有ちゃんです。」。
11月の柳美会の三味線は、しっかり暗譜してきっちり弾きたいと思います

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July 13, 2014

柳美会 ゆかた会(7月6日)

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今年も無事にゆかた会(於 木乃婦さん)が終わりました。新年会と同じく、きちひろさんとの弾き合いで唄は「河庄」、糸は「木更津」でした。
唄は、何とか仕上がりましたが、糸は例のごとく全くお稽古出来ておらず、ゆかた会当日の午前中も家で必死になって弾いておりました、その甲斐あってか、本番では何とか間に合い、きちひろさんに及第点頂きました。

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皆さんに、「本番に強いなあ~」と言われるのですが、本番に強いのではなくて、本番直前にならないと仕上がらないだけなので、情けない限りです。
三味線も何とか弾けるようになると、自分で出している音の汚さが耳障りで、何とかもっと余韻のあるきれいな音が出ないものかと思うのですが、なかなか思うような音色は出せません。

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今年も、古美代師匠と、美代糸乃師匠の弾きあいでゆかた会の締めになりました。さすがに師匠同士の弾きあいはうっとりと聞き惚れる美しさでした。

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会の終了後、社中のNさんのご招待で、きちひろさんと一緒に、宮川町 駒屋さんのカウンターバーに初めて連れて頂きました。カウンターの壁一面に生けられた見事な生花と祇園祭の鉾の模型が見事で、洋風なのに、落ち着いたお洒落な空間にしつらえてありました。駒屋さんは、きちひろさんの生家というか出身の置屋さんで、きちひろさんと駒屋の女将さんから昔話から、花街のしきたりまで、いろいろとお話を伺う事ができ、非常に勉強になりました。

花街では、自分のお付き合いのあるお茶屋以外は、いくらそこの女将や芸舞妓をよく知っていても自分勝手に行くことは出来ない=自分が出入り出来るお茶屋は各花街に一軒に限るという不文律があります。ですから私は、宮川町では花傳さん以外のお茶屋さんには、そこのお茶屋の常連さんに連れて行ってもらわないと敷居をまたぐことは出来ないのです。という訳で、今回生まれて初めて駒屋さんに入れて頂きました。

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February 11, 2014

柳美会 新年会2014

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恒例の2月に入ってからの新年会です。

今年はきちひろさんの「辰巳育ち」の本手を弾かせてもらいました。替手は美代糸乃師匠(花傳さん)で、私はいつもの泥縄なので一人では何とか弾けると思っていたのに、替手と合わせると後弾きで合わなくなってしまいました。やはりもっともっと練習せんとあきません。

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唄は「喜撰法師」でした。

わが庵は 鹿ぞ住むなる 宇治の山 
小野の小町は京やかた
遍照 康秀 業平さんに黒主さん 
色と唄との掛け合いで
百夜通いは ばからしい
わしは 浮いたかひょうたん やれエ 
色の世界に出家を遂げる ヤ
レヤレヤレヤレ こまかにちょぼくれ
家へもどって われからこがる 
ほたるを集め 手管の学問
喜撰法師の 身振り手振りも面白く
おのが住家へ帰りゆく

この唄は、舞台では男性が唄わはる事が多いそうですが、セリフが多くて面白い唄です。
唄の意味は、よくわからないのですが、六歌仙(僧上遍照、文屋康秀、在原業平、大友黒主、小野小町、喜撰法師)の名前を並べて言葉遊びをしているような感じです。
来月16日は関西小唄連盟の弥生会(大阪NHKホール)です。きばってお稽古しなくては

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January 13, 2014

新年会

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今日は仕事上の新年会でした

今年は元祇園甲部芸妓でジャズシンガーの真箏さんの歌を聞かせて頂きました。祇園甲部に知合いの芸妓さんはいはるのに、恥ずかしながら真箏さんの事は全く今まで知らずにおりました。元芸妓(昨年12月25日で廃業)さんやし、どんな衣装
でステージに出はるのやろか、どんな声色・唄い方しはるんやろかとワクワク楽しみにしていましたら、意外や意外、色留袖のおべべに結うてないショートヘアで出てきはってビックリ!!!

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そして、お声も勝手に予想してたのより低音のハスキーボイスで何とも色っぽいこと。私の好きなタイプの声色で、うっとりと聞き惚れていました。何曲目かでテネシーワルツを唄うてくれはったんですが、改めて英語での歌を聞いて「ネイティブアメリカンじゃない」日本人がこの歌を歌う方が心に訴えかけるものが何かあるなと思いました。
演奏終了後、宴席で真箏さんに私の感想を伝えましたら、日本人の好きな歌というのがあって、それは日本人が歌う方がお客さんに伝わるものが多いと答えを頂きまして、ああ やっぱりそうなんやと一人納得しておりました。これを機会に、また真箏さんのライブに寄せてもらおうと思うてます。

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今日のおべべは、かれこれ25年近く前に母がしつらえてくれた訪問着です。作ってもろた頃は、地味な感じがしてあまり手を通さなかったのですが、久しぶりに着ると私自身が老けたので、着物の方が華やかなになり何とも言えない心境です。

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