10数年ぶりの再会
前回会ったのは多分2010年のPorsche Paradeのはずなのですが
長い年月を共に過ごして、色々な出来事もありながら、
Porsche Museumから珍しい空冷3兄弟が来ていました
びっくりしたのは、どの車も動態保存されていることです。この緑の356はフルレストアされていて、塗装も現代風のメタリックで私の中の356のイメージとはちょっと違い、きれいすぎるかなあと思うくらいでしたが、何と言っても356の愛くるしい丸いシルエットは本当に素敵です。
残念ながら車内に入ることはできませんでしたが、この大きな大きなステアリング見ると、昔はパワステも何もなかったから大変だったんだろうなあ・・・と思います。
この2台も見事な保存状態で、セフティさんのメカニックの方は、エンジン等はレストアされているけれども塗装は細かい傷などから見ておそらくオリジナルのままだと思うと言われていました。
滅多に見られない素晴らしい空冷3兄弟を見れて幸せな1日でした
3月中旬になるのにWhistlerの写真をアップしてないのを不思議に思われてるお友達がいてはると思います
実は、今年は冥土の土産に生まれて初めてのヨーロッパ、スイスのCrans-Montanaへ行きスイスの友人Laurent(Porsche 356 Club Shweiz)と一緒にスキーをする予定をしていたのです。
ところがCOVID19が流行り始め、強行しようかキャンセルしようかとギリギリまで迷い、友人はスイスは大丈夫だから来たらいいのにと気楽に返事してくれていたのですが、私達が感染しなくても万一ホテルで感染者が出ると2週間隔離されて帰国出来なくなるので10日にキャンセル決めました
本当に残念で仕方なかったのですが、それから日を追うごとにヨーロッパの感染状況が悪化し、Crans-Montana は4月末まで閉鎖され、16日には第二次世界大戦後初めてスイスの軍隊が動員されるような状況になってしまいました。
強行して行かなくてよかったのですが、9年ぶりに会うはずの友人に会えなかったし、マッターホルンも見れなかったし、本当に残念です。
Laurentは" See you next year! Let's ski!"と気楽に言ってくれるのですが、うーん私らに再度チャンスがあるのかどうか・・・
写真は、幻となったスイス鉄道の切符です
お茶屋遊びで深夜に帰宅したというのに、翌日朝から皆は京都周辺に紅葉狩りに出かけました
私たちも誘われたのですが、絶対にとんでもない人出だし、ひろ乃亭のご飯準備を口実に勘弁してもらいました
昨夜のDaijoさんのご馳走と打って変わって、今夜は私の手抜き料理
*すね肉の赤ワイン煮
*チリコンカーン
*なすのカルパッチョ
*ナッツとブルーチーズのサラダ
*トルティーヤ
*かおりん御持参の美味しいパン
昨日さんざんしゃべったはずなのに、自転車やスキーでしんどい思いも楽しい思いも共有している仲間とは話が尽きず、笑いっぱなしで本当に楽しい!
夫婦も友人も長続きするコツは ”何年経ってもあの時こんな事あったね〜、面白かったね〜と思い出して話題に出来る思い出をどれだけたくさん共有しているか” なのだろうと思いました。
たくさん食べて飲んでしゃべった翌日は、今回のメイン!イベントである、どらちゃんの「カルマンギア鑑賞会」
予想していた以上にとっても綺麗で素敵な車でした。
遠目から見た第一の違和感はハーネス付きのシート!
乗り心地はこのシートの方が絶対にいいとわかっているのですが、見た目はちょっと不思議でした。
エンジンルームはご覧のように、スカスカ。993、996とかのエンジンルームを見慣れていると何ともスッキリと気持ちがいいくらい
そして、内装といえば、これまたオシャレにSPARCOでまとめられていました。
このステアリングホイールは握るとキュッと手に吸い付くような感じで「走って!走って!」と言われているような気分になるのですが、いや〜、この車でその走りは無理かも・・・なんて色々妄想していました。
コロンと丸いシフトノブも可愛いくて、握りやすく、さすがSPARCOです。
運転席に座っていると、昔に草レースで走っていた145を思い出しました。あの145はMOMOのステアリングで、シフトノブはまあるいアルファのロゴ入りでした。あの頃、どらちゃんはGT3で鈴鹿走ってたよね〜
足元は、こんな感じのVWマークのペダルです
踏むとフワフワで「これでブレーキ効くの〜?」と思わず叫んでしまい「結構効くよ」と言われたものの、うーんちょっと頼りない感じ。
これで高速走るのは怖いかな・・・
でも街中をのんびりと走るのは楽しそう
何だかんだと言いながら皆で記念写真
お友達っていいな!
と改めてしみじみ感謝した3日間でした
カルマンギアで横浜から京都まで、そりゃ無理やで!と思っていたのに、やってきました仲良しどらちゃん
かれこれ20年近い(もっと?)付き合いで、何度も京都に来ているのに何故かお茶屋遊びの時には都合が合わずに遊び損ねていた?!どらちゃんに、今回はゆっくり楽しんでもらおうと企画しました。
今までは宮川町の花傳さんにお世話になっていましたが、今回は祇園東の栄政さんにお世話になり、芸妓の涼香ちゃんと舞妓の叶久ちゃんに来てもらいました。
芸舞妓ちゃんを連れてご飯食べしたい〜と言う どらちゃんの希望に合わせて、まずはDaijoさんでご飯食べ
叶久ちゃんと涼香ちゃんを両脇に従えて上機嫌のどらちゃん。Daijoさんも2人に挟まれてご満悦
美味しいご馳走と楽しいおしゃべりで予定時間よりかなり遅れて栄政さんへ移動
ここでちょっと面白い事態発生
タクシー2台でDaijoさんから移動するのに、6人乗りの大きなタクシーが来たので、じゃあ叶久ちゃんとどらちゃん2人を置いて行こう!と2人を置いて先に出発!
「どらちゃん、どうしてるかな? 固まってしゃべれないでいるんちゃう?」
なんて話をしていたのに、何のなんのご機嫌で叶久ちゃんと話していたようで、笑顔で叶久ちゃんとやってきました
(注:普通は舞妓ちゃんを初対面の一見さんの人と2人きりで車に乗せたりしません。お姉さんの涼香ちゃんが私を信用してくれているから!)
さてさてお楽しみのお茶屋遊び
今回は同じお茶屋遊びなら、ちょっと優雅に楽しんでもらおうと、涼香ちゃんの糸で私が唄い、叶久ちゃんに小唄振りで舞うてもらうことにしました。
涼香ちゃんと私はお稽古場が同じなので、事前に家元の前で2人で音合わせしたのですが、2人ともちょっと稽古不足で家元に「あんたら2人で大丈夫かいな〜」と口には出さねど顔でしっかりと言われていました。涼香ちゃんはさすがプロで、それから数日でしっかりと三味線を仕上げてくれていて、私は高音域がかすれてしまいましたが、何とか舞うてもらえました。
前々から一度はお座敷で「ちょっと唄うから舞うてくれへん?」と、昔の旦那芸の真似事をしたかったのです。今回ようやく夢が叶って大満足。舞台とは全く違い、これはこれでとても面白くまた機会があれば是非唄いたいと思います。
誰か涼香ちゃん叶久ちゃんとトリオで呼んでくれはらへんかなあ〜
小唄振りが終わった後は恒例の「こんぴらふねふね」で盛り上がりました。
叶久ちゃんが、おぼこい可愛い顔してて、しらっとどらちゃんにイケズしてたのは、タクシーの中の仕返しでしょうか?(笑)
女性陣もお茶屋遊びは男性のものという常識がくつがえされたようで、「おねえさんはお綺麗!と言われたらお世辞とわかってても嬉しい〜」とオヤジになってはりました
日常の生活を離れた場所で、きれいな芸舞妓ちゃんと笑い転げて遊んで、みんなストレスを発散してもらえたかな〜?
次回は、どらちゃんの小唄で舞うてもらえるようにしたいな
どらちゃん、小唄のお稽古始めようね!
どんだけ遊ぶねん!と石を投げられそうですが
去年のThe Earth以来ほぼ1年ぶりの車での夫婦ツーリング
1泊2日で賢島まで走ってきました
夫が以前から興味があったホテル「The Hiramatsu 賢島」を私の一生に一回の特別な誕生日なのを口実に?!予約してくれました。
英虞湾を望むゆったりした部屋で、The Erathと同じように、大きなお風呂(温泉)付きです
部屋に戻ってみると、テラスにファイプレースが点いていました。
昼間にノートを書いている時に、これ何なんだろう?と不思議に思っていたガラスの囲いはこれでした。
ホテル随所に飾られた草間彌生の作品も素晴らしかったです。
実は、草間彌生の作品を実物で見るのは初めてで、カボチャのモチーフ以外の作品が多くあり、興味深く見せてもらいました。これだけの作品をそろえるのは大変だろうなあ、と支配人の方にお尋ねるると、「ひらまつ」のオーナーのお兄様が画廊をされている関係で手に入れられたそうです。私が1番いいなと感じたのは赤と白の2色で描かれた「帽子」という作品です。たった2色だけなのに、夏の避暑地で楽しそうに歩いている少女が脳裏にぱっと浮かんでくる作品でした。
チェックアウトの時には、シェフまでフロントに出て来てくれはり、車の話や鈴鹿8耐の話をしたり、昔からの常宿にいるような、とても初めてとは思えない心から寛げる、評判を裏切らない、期待をはるかに超えた素晴らしいホテルでした。夫婦であと何回ツーリング出来るかな?by car
こんな幸せな還暦があるなんて本当に夢の様です
蔵王に引き続き(笑)、どらちゃんに「ねえねえ、私の還暦祝いしてよね〜」とお願いしておいたら、私にサプライズになるように、自転車仲間に声をかけて、誠おとーさんと打合せして、とんでもなく素敵なパーティーとツーリングをプレゼントしてくれました
連休だ、さあ自転車の練習だ! と思ったものの生憎の雨
午前中に愛車CaymanSの内張りが眼瞼下垂のように垂れてきたので修理にセフティさんへ
久しぶりに運転するポルはステアリングが重い・・・でもやはり地面をしっかり掴んでるグリップ感は気持ちいいなあ〜
セフティさんで、ポルシェのLE MANの写真集(非売品)を見せてもらいました
写真から伝わってくる熱い息づかい・鼓動
に圧倒されながら、メカニックチームの人達の凄さに改めて感動しました。
曵山、お囃子にしばらくお上りさんよろしく見入っていました。祇園祭とちがって非常に威勢のいいテンポの速いお囃子で聞いていて、こちらも身体を動かしたくなる様な楽しいお囃子でした。御神輿の行列の中を「通してもらえますか?」とお願いして通り抜けして、無事に帰宅しました。